映画を読む

ドイツ某都市にて勉強中です。「映画を読む」と題して、観た映画の感想や印象等を淡々と書いていこうと思っています。ネタバレに関しては最低限の配慮はしたいですが、踏み込んだ内容も書くと思うので、気にする方はご注意を。

2019-01-01から1年間の記事一覧

規格化され区切られた世界、自然と化した人工の秩序、その隙間で交わる視線(トーマス・シュトゥーバー「希望の灯り」/Thomas Stuber "In den Gängen" 2018年)

トーマス・シュトゥーバー「希望の灯り〔原題:通路にて〕」(Thomas Stuber "In den Gängen" DE 2018 125 Min. DCP ドイツ語オリジナル+英語字幕版)を観賞。 あらすじ 舞台は、旧東ドイツの郊外の大型スーパーマーケット。そこで研修生として働き始めた無…